帰化申請の必要書類に関する質問と回答例(添付書類など)

帰化に必要な韓国の書類にはどんなものがありますか?(家族関係登録簿記録事項証明書について)

帰化申請必要書類(添付書類)

最低限必要な家族関係登録簿記録事項証明書について

 申請者が韓国籍や朝鮮籍となっている方で、韓国で就籍している(家族関係登録簿に記録されている)方であれば、様々な家族関係登録簿記録事項証明書を取得する必要があります。

 家族関係登録簿記録事項証明書には、基本証明書、家族関係証明書、婚姻関係証明書、入養関係証明書、親養子入養関係証明書、及び各種除籍謄本があります。

 帰化申請では、最低限、申請者本人全員の基本証明書・家族関係証明書・婚姻関係証明書・入養関係証明書・親養子入養関係証明書と、申請者全員の父母の家族関係証明書・婚姻関係証明書が必要となります(行政書士間では、俗に、基本セットと呼ぶこともあります)。詳しくは下記リンクをご参照ください。

>>帰化申請に必要な韓国家族関係登録簿記録事項証明書について
   (韓国戸籍翻訳コム内のページが別窓で開きます)

提出する韓国書類は申請者の状況によって違います

 しかし、取得するべき書類は、父母の生死、死亡の時期、本国への父母の婚姻届出の有無、婚姻の時期、日本への婚姻届出の有無、婚姻の時期、戸籍(除籍)の編製時期、兄弟姉妹の生死、就籍の状況、親族の帰化の状況、日本の書類が見つかったかどうか、そして、申請する法務局や担当者の意向、申請者本人の信用度などによって、遡及する範囲が変わってきますので、家族関係登録簿各証明書や除籍謄本を取得して内容を確認してからでないと確定できません。

必ず韓国の家族関係登録簿の内容を把握してから法務局へ行くこと

韓国家族関係登録簿記録事項証明書の内容は取得即時確認が大事です 帰化申請に精通した専門家であれば、翻訳して法務局に提出するかどうかは別として、基本的に「申請者全員の両親の相続」と同様の内容を確認しています。基本7セットのみ取得してみて法務局と相談するというのは、あまり良くありません。本来は、日韓の親族関係の登録の状況を全部把握して、齟齬がないことを確認してから、はじめて法務局を訪れるべきだからです。

 ASC申請支援センターでは、韓国書類の取得と同時に内容を確認し必要な除籍の遡及を行い親族関係を完全に把握してから申請いたしますので、後から親族関係によって取り下げとなる可能性はほとんどなく、申請者にはご安心していただいております。また、一方で無駄な翻訳でコストが掛からぬよう留意していますので金銭面でもご安心ください。

  

  

質問をお読みいただく際のご注意

 このサイトも含めて、インターネット上にはいくつかの帰化申請Q&A集がありますが、Q&A集に書かれている回答は「あなたのケースには必ずしもあてはまるものではない」ということをご理解ください。

 帰化申請の条件、つまり帰化できるかどうか、については、申請者の在留状況・親族関係・仕事・収入・資産状況・賞罰・課税納税状況・その他の過去の履歴・将来の予定などによって、ひとりひとり全員違いますから、本来、一般論として述べることは絶対にできないものですし、述べても意味のないものです。

 とくに帰化申請の条件については、それぞれの条件の基準が他の条件の状況によって変わってきます。例えば、「5年間以上日本に住んでいて、仕事を始めて3年以上経っている人」でも、住所条件を満たす方もいれば住所要件を満たさない方もいます。飲酒運転やスピード違反などの交通違反については法務局は非常に厳しい立場を取っていますが、それでも「過去に飲酒運転がある人」であっても、素行条件を満たす人もいればその飲酒運転により素行条件上不許可となる人もいます。

 数千件にのぼる帰化申請の相談を受けてきた経験から申し上げますと、「気になる条件以外は、まず問題ない」と自己判断されている方ほど、実際は帰化の条件を全く満たしていないことが多い傾向にあります。簡単に自己判断される方は、性格的にいい加減な方である率が高いからです。むしろ、「本当に許可条件をを満たしているのでしょうか?」と心配顔で相談に来られる方の方が問題なく進む場合が多いです。慎重に真面目に暮らしてこられている方だからです。

 このサイトも含め、インターネット等の情報は「あくまでも一般論であり、あなた自身のケースは違う」ということと、「全ての専門サイトはビジネスでやっていますので、本当に大事な情報は公開していない」ということを十分に理解された上で、このQ&A集をお読みいただくようお願いいたします。

ASC申請支援センターの帰化申請相談会にご参加できます

 帰化申請についてもっと体系的に知りたい方は、ASC申請支援センターのホームページをご覧ください。もちろん、帰化申請のご依頼や韓国戸籍の翻訳や取り寄せも行っております。

 毎週土曜日の午後に、大阪谷町線天満橋駅の大阪法務局に隣接するASC申請支援センター内、相談ブースで、帰化申請相談会を開催しています。帰化申請をご依頼される方は、電話予約の上、ご相談にお越しください。

 帰化相談会予約専用電話:帰化申請相談会予約専用電話番号

 >> 帰化申請 | ASC申請支援センターホームページ

 >> 帰化申請の条件についての説明ページ

 >> 帰化申請の流れについての説明ページ

 >> 帰化申請の添付書類(必要書類)についての説明ページ

 >> 帰化の申請書類(作成書類)についての説明ページ

帰化申請の条件Q&A